狩りですよ、狩り。

散歩はおまけなんですけどね。本題はここからです。

昨日、向かいのおばあちゃんに聞いたんです。もうすぐ大潮で潮干狩りに最適だということ。で、この辺でとれるんですって。
雁ノ巣レクレーションセンターから10分ほど歩くと、海岸に出ました。

香椎の人工島に向かう大橋と

反対側には海ノ中道。ぱらぱらっと人が散って、思い思いに貝を掘っています。沖のほうにはゴム長に鋤簾(じょれん)を持ったセミプロの方々。自由に採っていいんですね。

さて、東京とかだと潮干狩りというと有料、その代り貝を撒いている、というイメージなんですが、おそらくここはそんなことはなく、自生(?)ということになります。誘ってくれたおばあちゃんは毎年行っているのでまあ慣れているから別として、素人のわれわれ、正直期待はしていなかったのですが。

おお。採れますなあ。この日は風が強く、だんだん海も荒れてきたので1時間強で切り上げたのですが、結構取れました。


さて、いくらなんでも博多湾、そんなに水がきれいということでもありません。一寸掘ると、

黒いヘドロが巻き上がります。貝もよく砂抜きしたほうがよさそうです。しかし、そんな中でも生きていく貝って強いなあ、と思うとともに、海は大事にしないとなあ、と改めて思うのでした。

5年前、富津(千葉県)の潮干狩りの写真が出てきました。

こう考えると、のんびり潮干狩りもできていいところだなあ、雁ノ巣